スマートフォンの紛失はとっても危険!

スマートフォンや携帯電話を紛失したことはありますか?
紛失はなくても、どこかに置き忘れてしまってあわてて探した経験は誰にでもあるのではないでしょうか。無事に戻ってきたらいいですが、中には悪用されてしまうケースも少なくないのだとか…。

拾得者は中身を見ます

ある会社が実験でスマートフォン50台をわざと公共の場にわざと置き忘れ、拾った人が何をするのか実験したところ、拾った人の96%がアプリやファイルにアクセスをしたそうです。そのうえ、持ち主の電話番号やメールアドレスがわかるようにしていたにもかかわらず持ち主に返却した人は50%だったとのこと。
■実験を実施した会社は、「Symantec Corporation」
実験は2011年後半、米国のニューヨーク、ワシントンD.C.、ロサンゼルス、サンフランシスコ、カナダのオタワの5都市で行った。
※日本での実験ではありません。

◇被害は友人・知人にまで及ぶかも

スマートフォンを紛失し
「身に覚えのない支払い請求がきた」
「友人に不審なメールが届いた」
「ネットで写真が出回った」等のトラブルが発生するのはよく聞く話ですね。
怖いのは、被害を被るのが、落とした本人だけではないということ。
SNSの友人や電話帳に登録されている人にも影響がありますし、仕事に関する情報にアクセスされたら大変です。重大なコンプライアンス問題に発展し会社に損害を与えてしまう、犯罪に利用される等の事態も考えられます。
万が一の時にすぐ対処できるよう、自分のスマートフォンや携帯にどんな情報が入っているか、把握しておきましょう。

スマートフォン紛失によるリスクを軽減する4箇条

●スマホにロックをかけておく(お財布携帯機能にもロック!)
●SNSのアプリやSIMカードのパスワードは、特定されにくいものを設定する
●ログインが必要なウェブサイトのユーザー名やパスワードは、ブラウザに記憶させない
●遠隔ロックやキャリアの補償サービスなど、紛失時に利用できるサービスや機能に加入してく
危険なことを肝に銘じて、紛失しないように気をつけましょう。