今や生活必需品となったマスクについて
コロナウィルスから身を守るため、また万が一自分が感染していた場合、他の人に感染させないようにするため、マスクの着用は今や常識となっていますね。
マスクをつけなければ入店できない店舗もあります。もう皆さんも日常的にマスクをつけていらっしゃると思いますが、マスクについてのあれこれをもう一度おさらいをしましょう。
マスクの種類
マスクは大きく分けて4つの種類があります。
1.布マスク(ガーゼマスク)
ガーゼマスクは綿のガーゼを合わせて作られたマスクで、フィルターは無く、ガーゼの目より細かい微粒子などは通してしまいます。しかし何度も洗って使え、のどの乾燥を防ぐ保湿効果や保温効果があります。
2.サージカルマスク(不織布マスク)
サージカルマスクは医療用マスクの事で医療現場や医療用に使用しますが、近年では花粉症の流行により一般化され、家庭用マスクとしても使用されています。サージカルマスクは着用した人から排出されるウイルスを含む飛沫が大気中に拡がるのを防ぐ目的で使用されます。
3.ポリエステル・ウレタンマスク
ガーゼマスクと同じように、不織布マスクよりは目が大きく、ほこりや花粉対策に主に適しています。伸縮性があり柔らかいので、長時間着けやすく比較的息がしやすいのでこちらのマスクを使われる方が街中で多くなってきている印象です。
4.N95マスク
N95規格に合格した微粒子用マスクです。N95とは約0.075㎛の試験粒子径を95%以上ブロックできる規格です。形状は球体を半分にカットした様なカップ型で、気密性が高く、フィルターの目が非常に細かいため、長時間つけたまま日常生活を送るのには息苦しいなど支障があります。
参考:健康長寿ネット
使用後のマスクをどうしていますか?
一日着けていたマスクはやはり汚れがついています。マスクの洗い方が掲載されていたので、ご紹介します。
布マスクの洗い方
1.洗い桶に水またはお湯を1リットル張り、洗濯用洗剤をアイスを食べるときについてくる小さいスプーン軽く1杯分くらい(約3g)入れてかき混ぜ、マスクを浸す。
2.ゴシゴシもみ洗いを避け、やさしく押し洗い。しばらくつけ置きしても。
3.桶に新しく水または湯を張り、すすぐ。3回くらい水を変えてよくすすぐ。
4.マスクをキッチンペーパーまたはタオルにはさんで水分をとる。
5.しわを伸ばし、形を整えて陰干しする。
調べていると、なんと使い捨ての「不織布マスクは洗って使える」との情報が!若干ウィルスの捕獲率は下がる(約90%→約70%)ものの十分使用できるようです。70%になってからはほどんど低下しないそうです。使い捨てが基本ですが、丁寧に扱えば再度使用できそうですね。洗い方は布マスクと同じです。
出典:暮らしニスタ
使用後のマスクの捨て方
ポリ袋などに入れて、口をきちんと縛り、ウィルスが拡散しないようにしてから捨てましょう。
マスクは正しくつけましょう
せっかくマスクをつけても正しくつけないと効果が発揮できないので、気をつけましょう。顔とマスクの隙間をなるだけ少なくするのがポイントです。
出典:厚生労働省HP
マスクの替わりになるもの
「飛沫を拡散させない」ものでマスクの代用になるものを調べてみました。マスクの用意がない時にはハンカチやタオルで鼻と口をカバーしましょう。
海外ではペットボトルをかぶっちゃうという、ちょっとびっくりなものもあります。(Daily Mailより)なかなかやりますねぇ。
フェイスシールドについて
スーパーコンピューター「富岳」による飛沫拡散の抑制効果の調査結果では、フェイスシールド、マウスシールドは感染者による飛沫拡散抑制にはいくらか効果はありますが、飛んでくる飛沫の防御にはほどんど効果がありませんでした。どうやら感染予防には向かないようです。しかし、手話通訳などで口の動きで言葉を伝える場合などでは一つの感染予防になります。
フェイスシールドをつけるときはなるべく顔に近づけて、垂直になるように角度に気をつけましょう。
参考:All About20th 健康・医療
コロナが終息するのはもう少し先になりそうですが、どうぞ皆様もお気をつけてお過ごしくださいませ。