イチゴ

赤いイチゴがおいしい季節。

家の近くの石垣に自然にイチゴがなっていたので、日本の原種かと思っていましたが、江戸時代の後半にオランダから入って来たのが始まりで、最初は観賞用でした。
食用となったのは明治時代に入って欧米から入ってきた種が現在のイチゴの源流だそうです。

友達の名前?あまりん・清香・かおりん・はるみ

イチゴを調べてみると種類の多さにびっくりしました。
私が知っているのは、「とよのか」とか「あまおう」ぐらいですが、43種類も載っています。
そういえば「女蜂」ってのもありました。
(イチゴに付けるには、尖った名前ですね。)

イチゴのなまえ いろいろ

「いばらキッス」  痛そう。
「あまりん」  残り物みたい。 
「やよいひめ」「まりひめ」「さぬき姫」  お姫様気分になれそう。
「古都華」「桃薫」  読めないよ~。
「恋みのり」「初恋の香り」「こいのか」  イチゴといえば恋?

良く使われているのは、ひめ・雪・ベリー・りん・~のか・おとめ

勝手な感想を書きましたが、生産者の方々が一生懸命考えられたのですね。
失礼いたしました。

イチゴは赤いもの

“赤くて、小さなたねが沢山あるものなぁに?”ってなぞなぞがあと15年もするとなくなるかもしれません。

白いイチゴが登場しました。

「初恋の香り」「パールホワイト」「雪うさぎ」です。
本当に白くて作り物のように形も整っています、ただ希少なのでお値段は高めです。
食べたことのある友達は美味しいと言っていました。

他にもあるある

・ピンクのイチゴ 「淡雪」
・黒いイチゴ 「真紅の美鈴」
・緑のイチゴ まだ熟していません(笑)
これからいろんな色が出てくるかもしれません。

イチゴのおいしい季節、どうぞ食べすぎには気をつけてくださいね。
私はジャム用のイチゴでイチゴピューレを作ります。
これからの季節、ミルクと混ぜて飲むとおいしいですよ。

こぼれ話

昔、流行った曲で「いちご白書もう一度」というのがあります。
歌詞は、学生時代に観た映画の「いちご白書」のリバイバルともに青春の思い出を振りかえるという内容でした。
歌の中の映画は、アメリカの学生が大学への抗議運動を描いた内容です。

では、なぜ「いちご白書」なのかというと、
映画の題材になった、コロンビア大学の学部長ハーバート・ディーンの発言に由来したそうです。
学長は大学の運営についての学生の意見を、学生たちが苺の味が好きだと言うのと同じくらいたわいもないものと
して見下したところから来ているそうです。

そういえば、激しい映画でした。
コロンビア大学の学長の引用には少し強引さを感じますが、それは今の時代だからでしょうか。

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